大学4年生の頃に就職活動で社会に興味を持ち始め、さまざまな企業やビジネスについて調べ始めたことがきっかけでスポーツ社会学の本を読み、スポーツの意義などを考えました。
またその頃に、ヨーロッパや南米では当たり前のように存在する“総合型スポーツクラブ”というスタイルを初めて知り、種目間交流のない日本のスポーツ文化との違いに疑問を感じ始めました。
さらに、当時テニスのトッププレーヤーとしてボリス・ベッカー(旧西ドイツ)が活躍していましたが、彼が10才頃まではサッカーをやっていた、ということがテレビで紹介されており、「子どもの頃からテニスではないのか」と驚き、とても興味を持ちました。
スポーツ競技はいろいろありますが、“体を動かすこと”という点はほぼすべての競技に共通しています。その競技特有の動きがあるものの“似た動き(要素)”も多く持ち合わせています。それゆえに、スポーツを子どもの頃から競技種目によって区別し、特化することには賛同できません
私がスポーツをする楽しさを知ったのは高校卒業後です。それまでは“顧問(監督)に言われた通りにするもの”と思い込んできましたが、大学生になって自己判断しながらプレーすること、それによって自分で気づく喜びを知りました。好きなスポーツで主体性を養い、それを日常生活や仕事で生かしていくというプロセスを、身をもって体験することができたのです。
外国の人々(指導者を含む)と知り合う度に、育った国ではどのようにスポーツをしてきたのかを必ず聞きましたが、スポーツで“大人のいいなり”のような経験をしてきた人はいませんでした。
また、外国人の子どもたちのスポーツ指導を経験したことがありますが、たとえ10才に満たない子どもでも自己主張がしっかりとできていました。悪く言えば“わがまま”に見えるのですが、好きな事をするのに遠慮は必要ないはずですから、これは正しい姿なのだと感じさせられました。
コーチ(指導者)はあくまでもプレーヤーの陰で演出役に徹しなければならないことを痛感したのです。
【お店の情報】
■教室名
ASport(アスポルト)【相撲】 秋川体育館
■電話番号
042-595-5190
■住所
東京都あきる野市二宮683 秋川体育館 地下 柔道場
■対象年齢
6歳~12歳(小1~小6)
■時間
(90分)
■費用
スポーツ保険料:1,000円(Asport会員は加入済みのため必要なし)/参加費:500円
■設備・特徴
期間限定プログラムです。
初めての参加の場合は無料で体験ができます。
■アクセス
「東秋留駅」より車で5分
■提供サービス
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